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グラオナの旅

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Posted by グラオナ最高 on  | 

047 あれは一体なに???

さて、
今回の記事も、最新記事として公開するつもりはもと元々ありませんでした。お気づき
のように画像等の媒体を一切用いておりません。(もしあったとしても、とても見せら
れません)ホントはカテゴリの中の「 ぶつぶつ 」という奴にひっそりと分類されてい
た話です。ただ、出来は悪くないと思ったので、折角ですから公開します。なにかのネ
タ話にでもしてください。

夏(お盆)ですし..........................................

これもオナとはまったく関係のない話です。しかも他人から見たら馬鹿げた話です。ま
た、次から次へと節操のない奴だとお思いかもしれませんが、元々、私はブログを日記
代わりにと思って立ち上げましたので、こんな話でも記録だけはしておきたいと思った
んです。

私は別に霊感があるわけではありません。そういった怪異って奴に出くわしたことは、
ただの一度もありません。信じないというより、自分には全く縁のない、まさか目の前
でそんなことが起こるわけがないとずっと思ってました。これからするお話も本当にそ
ういった類いの現象であるか私には何とも言えません。いまだにあれ何だったんろう?
と首を傾げてしまうお話です。

はじまり
もう15年、いやもっと前ですかねェ〜 当時私は深夜番組を見るのが好きでした。そ
の頃の日本はまだまだ不景気のまっただ中、お金のかからない深夜番組がとても多かっ
た時代です。

私の好きな番組に「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」という番組があります。
いまや年末の特番、日テレの看板番組ともなっているようなモンスター級のバラエティ
ー番組です。ただこの番組は、ダウンタウンさん( 以下DTとします )がまだ上京して
間もない頃からスタートしたので、最初は深夜枠でスタートしたんです。私はその頃か
ら彼らのファンでしたから(中学の頃からですね)、夜遅くまで頑張って起きていたも
んです。特に私の住む地方では、この番組がリアルタイムで放送される時間に、地元の
人気番組が入り込んでいたため、時間帯が深夜にすらされていました。1時〜3時くら
いの間のいずれかという誠に不規則な放送でした。それでも私はこの番組が好きでした
から、翌朝つらいのがわかっていても、必ず起きていてチェックです。私の場合好きな
番組は、リアルタイムで見た上に、録画しておいて後から何度でも見るというくらい熱
の入れようでした。当然この番組も毎週録画し何度でも見ました。

この番組は、前半がちょっとした企画、後半がお二人のトークという2段構えの構成に
なっています。「絶対に笑ってはいけないシリーズ」なんかは、年末大晦日に特番を組
まれるくらいに成長しました。私も毎年楽しみに見ております。そして20年以上やっ
ている番組ですから、前半の企画物なんかは細かく言えば膨大な数になります。

その企画の中に、「心霊キャディーといく心霊トンネル探検ツアー」なるモノがありま
した。芸能界で特に霊感、そういった類いの経験が豊富な方をゲストに迎え。心霊トン
ネルを探検しようというコーナーでした(場所はどこか忘れました)。キャディーとし
て、招かれたのは、稲川淳二さん、桜金造さん、織田無道さん。業界でも屈指の方です。

その3人を乗せてバスで現場に移動。まず到着して、初めに3人の内1人が言った言葉
は「 やめたほうがいい。ここはTV向きじゃない 」です。その言葉を聞いただけで、DT
のお二人、山崎さん、ココリコさん、そしてスタッフの方たちは青ざめてしまいます。
それでも番組ですから中止して引き返す訳にはいきません。ビビりまくってる「ガキ使」
のメンバーを引き連れてトンネル内に移動。
                  (たぶんヘイポーさんはすごかったと思います)

こういうトンネルは大体、真っ暗もしくは、古〜い電灯が灯っているだけで、ジメジメし
て気持ち悪いところです。このトンネルもまさにそんな感じとこでした。水滴がぽたぽた
落ちてそれ以外の音がしない不気味な静寂に包まれた闇の異界です。

「なんか今音しなかった? 声聞こえなかった?」なんていう心霊番組お約束のシーンが
まずあります。そして次に「あそこいるよっ! ほらっ! あそこっ!」という稲川さん
達の台詞が入って、ポラロイドカメラで霊がいると思われるところをパシャパシャ取りま
す。

それを真っ青な顔で見つめるDTのお二人のリアクションは絶品です。さすがはプロ、しか
も彼らの独特でコミカルな表情を見せてくれます。この辺りが、あくまでこれはバラエティ
ー番組であるということ、自分たちはお笑い芸人であるということを忘れないお二人のプ
ロ意識なんだと思います。怖いと思いながらも十分楽しんで見させて頂きました。

彼らが、トンネル内の撮影を終えて、もうそろそろ引き上げようかというとき、稲川さん
達がDTのお二人にある提案をします。それは、霊と一緒に記念撮影をしようというもの
でした。もちろんお二人は顔面蒼白。しかし「絶対嫌やっ!」なんて言いながらも渋々承
諾、もう笑ってしまうような超ビビり顔で撮影に望みます。そして一通り撮影を終えたら、
トンネルを出て、後は写真の検証です。

写真には、例によって謎の発光体だの、白い煙だの、人の顔らしきものなどがたくさん写
っていました。この辺は普通の心霊番組とあまり変わらなかったんで、ちょっと残念だっ
たんですが、そこはやはりお二人の番組。ただ恐怖だけを安っぽくアピールするその辺の
モノとは全く違う面白さがあったんで、私としては大満足でした。

翌朝、眠い目をこすりながら、学校の授業の拷問に耐えた私は、自宅に帰るとさっそく昨
夜録画しておいた「ガキ使」を再び見ました。私は同じシーンを何度でも見て笑い転げる
癖があります(この辺はオナの時と一緒ですね♡)

そこで、私は悪戯心というと変な言い方ですが、ちょっとした思いつきをしました。彼ら
がポラロイドカメラでトンネル内を撮影しているとき、そのフラッシュが光った瞬間に、
もしかしたら霊が写り込むんじゃないかと思ったんです。私は停止ボタンを押して、コマ
送りを繰り返しました。もちろん、そんなもの写ってなんかいません。

しかし、あるシーンをコマ送りしていた時に妙な違和感を感じました。そのシーンは、織
田無道さんが、DTのお二人をトンネルの壁際に立たせて霊と一緒に記念撮影をしているシ
ーンです。これは、織田無道さんが「 ポラロイドカメラ 」を構えてお二人を撮影するとこ
ろを、横から「TVカメラ」が撮るという「絵」になっていました。その織田無道さんのカ
メラのフラッシュが光った瞬間に何かが、写り込んだように見えました。私は停止ボタン
を押し、ゆっくりとそのシーンをコマ送りにしていきました。

私はそれを見て鳥肌が立ちました。こうしてこの記事を書きながら、その「姿」を思い出
している今でもです。

そこには確かに写っていました。「霊」らしきのモノの姿が。

しかも、織田無道さんに重なるように写っていたんです。

それは、女の人でした。長い黒髪の、白い洋服を着た、肌が真っ白の、顔の表情とか輪郭
とかがぼやけてわからない、不気味な女の人でした。

私はこれまで、そんな映像や心霊写真なるモノの類いは番組なんかを通してたくさん見て
います。これもそれらと大して違いはありません。ただ、それを自分で発見してしまった
ことに激しい恐怖を覚えました。何しろ初めての経験ですから。

私は怖くって、しばらくこの映像を見ることはできませんでした。

しかし、
いくら自分で見つけてしまったモノだとはいえ、遠く離れた、それもどこにあるのかもよ
くわからないような、小さなトンネル内での出来事です。私がその場にいたわけではあり
ません。所詮自分には関係ない、要は「他人事」だなんて思ってたんです。

そしてしばらくしたら、この事はすっかり忘れてしまいました。



でも、この話には続きがあったんです..............................................................


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Tag : 怪談
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さて、
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のように画像等の媒体を一切用いておりません。(もしあったとしても、とても見せら
れません)ホントはカテゴリの中の「 ぶつぶつ 」という奴にひっそりと分類されてい
た話です。ただ、出来は悪くないと思ったので、折角ですから公開します。なにかのネ
タ話にでもしてください。

夏(お盆)ですし..........................................

これもオナとはまったく関係のない話です。しかも他人から見たら馬鹿げた話です。ま
た、次から次へと節操のない奴だとお思いかもしれませんが、元々、私はブログを日記
代わりにと思って立ち上げましたので、こんな話でも記録だけはしておきたいと思った
んです。

私は別に霊感があるわけではありません。そういった怪異って奴に出くわしたことは、
ただの一度もありません。信じないというより、自分には全く縁のない、まさか目の前
でそんなことが起こるわけがないとずっと思ってました。これからするお話も本当にそ
ういった類いの現象であるか私には何とも言えません。いまだにあれ何だったんろう?
と首を傾げてしまうお話です。

はじまり
もう15年、いやもっと前ですかねェ〜 当時私は深夜番組を見るのが好きでした。そ
の頃の日本はまだまだ不景気のまっただ中、お金のかからない深夜番組がとても多かっ
た時代です。

私の好きな番組に「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」という番組があります。
いまや年末の特番、日テレの看板番組ともなっているようなモンスター級のバラエティ
ー番組です。ただこの番組は、ダウンタウンさん( 以下DTとします )がまだ上京して
間もない頃からスタートしたので、最初は深夜枠でスタートしたんです。私はその頃か
ら彼らのファンでしたから(中学の頃からですね)、夜遅くまで頑張って起きていたも
んです。特に私の住む地方では、この番組がリアルタイムで放送される時間に、地元の
人気番組が入り込んでいたため、時間帯が深夜にすらされていました。1時〜3時くら
いの間のいずれかという誠に不規則な放送でした。それでも私はこの番組が好きでした
から、翌朝つらいのがわかっていても、必ず起きていてチェックです。私の場合好きな
番組は、リアルタイムで見た上に、録画しておいて後から何度でも見るというくらい熱
の入れようでした。当然この番組も毎週録画し何度でも見ました。

この番組は、前半がちょっとした企画、後半がお二人のトークという2段構えの構成に
なっています。「絶対に笑ってはいけないシリーズ」なんかは、年末大晦日に特番を組
まれるくらいに成長しました。私も毎年楽しみに見ております。そして20年以上やっ
ている番組ですから、前半の企画物なんかは細かく言えば膨大な数になります。

その企画の中に、「心霊キャディーといく心霊トンネル探検ツアー」なるモノがありま
した。芸能界で特に霊感、そういった類いの経験が豊富な方をゲストに迎え。心霊トン
ネルを探検しようというコーナーでした(場所はどこか忘れました)。キャディーとし
て、招かれたのは、稲川淳二さん、桜金造さん、織田無道さん。業界でも屈指の方です。

その3人を乗せてバスで現場に移動。まず到着して、初めに3人の内1人が言った言葉
は「 やめたほうがいい。ここはTV向きじゃない 」です。その言葉を聞いただけで、DT
のお二人、山崎さん、ココリコさん、そしてスタッフの方たちは青ざめてしまいます。
それでも番組ですから中止して引き返す訳にはいきません。ビビりまくってる「ガキ使」
のメンバーを引き連れてトンネル内に移動。
                  (たぶんヘイポーさんはすごかったと思います)

こういうトンネルは大体、真っ暗もしくは、古〜い電灯が灯っているだけで、ジメジメし
て気持ち悪いところです。このトンネルもまさにそんな感じとこでした。水滴がぽたぽた
落ちてそれ以外の音がしない不気味な静寂に包まれた闇の異界です。

「なんか今音しなかった? 声聞こえなかった?」なんていう心霊番組お約束のシーンが
まずあります。そして次に「あそこいるよっ! ほらっ! あそこっ!」という稲川さん
達の台詞が入って、ポラロイドカメラで霊がいると思われるところをパシャパシャ取りま
す。

それを真っ青な顔で見つめるDTのお二人のリアクションは絶品です。さすがはプロ、しか
も彼らの独特でコミカルな表情を見せてくれます。この辺りが、あくまでこれはバラエティ
ー番組であるということ、自分たちはお笑い芸人であるということを忘れないお二人のプ
ロ意識なんだと思います。怖いと思いながらも十分楽しんで見させて頂きました。

彼らが、トンネル内の撮影を終えて、もうそろそろ引き上げようかというとき、稲川さん
達がDTのお二人にある提案をします。それは、霊と一緒に記念撮影をしようというもの
でした。もちろんお二人は顔面蒼白。しかし「絶対嫌やっ!」なんて言いながらも渋々承
諾、もう笑ってしまうような超ビビり顔で撮影に望みます。そして一通り撮影を終えたら、
トンネルを出て、後は写真の検証です。

写真には、例によって謎の発光体だの、白い煙だの、人の顔らしきものなどがたくさん写
っていました。この辺は普通の心霊番組とあまり変わらなかったんで、ちょっと残念だっ
たんですが、そこはやはりお二人の番組。ただ恐怖だけを安っぽくアピールするその辺の
モノとは全く違う面白さがあったんで、私としては大満足でした。

翌朝、眠い目をこすりながら、学校の授業の拷問に耐えた私は、自宅に帰るとさっそく昨
夜録画しておいた「ガキ使」を再び見ました。私は同じシーンを何度でも見て笑い転げる
癖があります(この辺はオナの時と一緒ですね♡)

そこで、私は悪戯心というと変な言い方ですが、ちょっとした思いつきをしました。彼ら
がポラロイドカメラでトンネル内を撮影しているとき、そのフラッシュが光った瞬間に、
もしかしたら霊が写り込むんじゃないかと思ったんです。私は停止ボタンを押して、コマ
送りを繰り返しました。もちろん、そんなもの写ってなんかいません。

しかし、あるシーンをコマ送りしていた時に妙な違和感を感じました。そのシーンは、織
田無道さんが、DTのお二人をトンネルの壁際に立たせて霊と一緒に記念撮影をしているシ
ーンです。これは、織田無道さんが「 ポラロイドカメラ 」を構えてお二人を撮影するとこ
ろを、横から「TVカメラ」が撮るという「絵」になっていました。その織田無道さんのカ
メラのフラッシュが光った瞬間に何かが、写り込んだように見えました。私は停止ボタン
を押し、ゆっくりとそのシーンをコマ送りにしていきました。

私はそれを見て鳥肌が立ちました。こうしてこの記事を書きながら、その「姿」を思い出
している今でもです。

そこには確かに写っていました。「霊」らしきのモノの姿が。

しかも、織田無道さんに重なるように写っていたんです。

それは、女の人でした。長い黒髪の、白い洋服を着た、肌が真っ白の、顔の表情とか輪郭
とかがぼやけてわからない、不気味な女の人でした。

私はこれまで、そんな映像や心霊写真なるモノの類いは番組なんかを通してたくさん見て
います。これもそれらと大して違いはありません。ただ、それを自分で発見してしまった
ことに激しい恐怖を覚えました。何しろ初めての経験ですから。

私は怖くって、しばらくこの映像を見ることはできませんでした。

しかし、
いくら自分で見つけてしまったモノだとはいえ、遠く離れた、それもどこにあるのかもよ
くわからないような、小さなトンネル内での出来事です。私がその場にいたわけではあり
ません。所詮自分には関係ない、要は「他人事」だなんて思ってたんです。

そしてしばらくしたら、この事はすっかり忘れてしまいました。



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